高田屋の創業は昭和6年。
金杯酒造の蔵元の番頭だった初代が独立する際に
「高田」の姓をもらい受け、
初代「京蔵」の1文字と合わせ、
金杯を看板酒とする高田屋京店を開いたのが始まりです。
以来変わらぬ“げんこつサイズのおでん”で親しまれています。
赤銅鍋で煮込むおでんのだしは、創業以来受け継ぐ鰹と塩、
砂糖のみの味わいで、だしの継ぎ足しは震災で一時途絶えたものの、
そこからまた25年、歴史を重ねています。「高田屋京店」のおでんは、
長年愛されてきた“寡黙なうまみ”を秘めています。